鋼構造接合部設計指針 改訂第4版
商品番号:9784818906617
鋼構造接合部設計指針 改訂第4版
発行:日本建築学会
2001 制定
2021 改定
本書は、1995年に発生した兵庫県南部地震における鋼構造建築への甚大な被害、特に接合部における被害が顕著であったことを受け、それまで各種基準・指針類に分散して記載されていた接合部設計に関する記述を一つの指針として取りまとめられてるとともに、市阿新の知見を反映することで、鋼構造建築の性能を左右する重要な部位である接合部の設計の基本と詳細を網羅的に示す指針として、2001年に日本建築学会より刊行されました。
【主な改定内容】
・溶融亜鉛メッキボルト高力ボルト12Gを追加(2章)。
・梁端接合部の設計に関しては、混用形式の接合部に関する解説を充実されるとともに工場溶接形式の接合部についても全面的にデータを更新するなど、梁端接合部の性能に関する解説を抜本的に見直し(4章)。
・ブレース端接合部の設計に関しては、接合部における圧縮応力下での安定性に配慮した解説が追加された(6章)。
・柱脚の設計に関しては、「鋼構造柱脚設計施工ガイドブック」(2017年)で検討された内容をもとに露出柱脚を中心に見直し(7章)。