ボランタリズム研究 第4号
商品番号:9784873080727
ボランタリズム研究 第4号
特集:市民セクターが挑む、社会的孤立の抑制・解消への道程Ⅱ
ボランティア・NPO:市民活動の理論と実践の対話をめざした「ボランタリズム研究所」が編集する研究雑誌。
2017年1月からスタートした、市民セクターの次の10年を考える研究会
【第2幕】「市民セクターが挑む、社会的孤立の抑制・解消への道程」の第7回から第10回をまとめた一冊。各テーマを横断的に取り上げることで「社会的孤立」を多角的に捉え、市民活動の「現場の実践者」と「専門の研究者」それぞれに「社会的孤立」の抑制と解消への道程を提言いただいたシリーズの第2弾です。
本誌は、「ひきこもり」「ギャンブル依存」「地域共生社会」「公・共・私のベストミックス」の4つのテーマを取り上げています。
《第1部「社会的孤立」の構造を探る》
第1章(通巻第7章)「ひきこもり者の孤立」
不登校・ひきこもりの子を持つ親の会の活動について/ 里中和子
ひきこもり支援政策を振り返る~支援の発想と体制を見直すために~/ 荻野達史
第2章(通巻第8章)「ギャンブル依存症者の孤立」
ギャンブル依存症と社会的孤立~京都マックの活動を通じて~/ 入江泰
ギャンブル依存対策の問題点~産業の利益保護より消費者保護の対策を~/ 滝口直子
《第2部「社会的孤立」解消に向けた地域での取り組み・展望》
第1章「『地域共生社会』構想とは何か?」
【講演録】「地域共生社会」実現への道は?~住民の「参加」促進はどうあるべきか~/ 原田正樹
地域共生社会への新たなステージへ~豊中市社会福祉協議会の取り組みから~/ 勝部麗子
第2章「財政から考える『公・共・私のベストミックス』」
【講演録】市民セクターが挑むベストミックスの時代~ソーシャルワークが切り拓く未来~/ 井手英策