日本料理大全 向板 Ⅱ: 切る技法 魚介類、鳥類、野菜
商品番号:9784908325106
日本料理大全 向板 Ⅱ: 切る技法 魚介類、鳥類、野菜
日本料理の「切る」技法を、工程ごとの詳細な写真とともに解説
本書の内容
活け締めから下処理、刺身の引き方まで、切る技法を詳細な写真とともに紹介。
『向板Ⅰ』の続編にあたる本書では、長い魚と小さい魚、魚介類のおろし方のほか、鳥類のさばき方、野菜の切り方を包括的に解説します。
日本料理店においては、刺身を中心に魚を扱い、調理する仕事や立場の料理人をまな板にちなんで 「向板(むこういた)」と呼びます。向板は刺身(向付)を切るという高度な技術をもつだけでなく、仕入れた魚の管理全般を一任され、さまざまな視点からの見きわめが求められます。
庖丁の種類・用途、魚の骨格といった基礎的な知識から、活け締めや鱧の骨切りといったプロ向けの技術なども扱い、料剌人にとって必要な知識がわかりやすく身につきます。
本書構成
序 文村田 吉弘
序章:切り方の基本
生食の衛生
日本料理と庖丁
基本姿勢と庖丁の持ち方
庖丁の研ぎ方
部位の名称
第1章: 小さい魚、長い魚のおろし方
■ 鯵(あじ) ■ 鰯(いわし) ■ 穴子(あなご) ■ 鰻(うなぎ) ■ 鱧(はも)
第2章: 魚介類のおろし方Special Techniques
■ 障泥烏賊(あおりいか) ■ 剣先烏賊(けんさきいか) ■ ずわい蟹(ずわいがに)
■ 蛸(たこ) ■ 鮑(あわび) ■ 蛤(はまぐり) ■ 赤貝(あかがい) ■ 栄螺(さざえ)
第3章: 鳥類のさばき方
■ 鶏(にわとり) ■ 真鴨(まがも) ■ 鶉(うずら)
第4章: 野菜の切り方
基本の切り方
千切り/あられ切り/みじん切り/輪切り/半月切り/いちょう切り/色紙切り/
短冊切り/拍子木切り/賽の目切り/乱切り/ささがき/小口切り/針葱
むきもの・飾り切り
かつらむき/六方むき/より人参/菖蒲独活/梅花人参/ねじり梅/花弁人参/
菊花蕪/菊花蓮根/木の葉南瓜/蛇腹胡瓜
付録Appendix
基本レシピ
本書で使用した道具
用語解説
索引