ポスト・マハティール時代のマレーシア
商品番号:9784258046348
ポスト・マハティール時代のマレーシア
発行:アジア経済研究所
-政治と経済はどう変わったか- 研究双書No.634第8章 マレーシア企業の多国籍化―途上国のサービス産業の海外展開―
第9章 マレーシアにおける貧困と所得・資産の格差―推移と見通し―
第10章 地域開発―均衡成長への終わらない挑戦―
終章 マレーシアの現在地―政治発展と経済発展の不均衡―
マハティール時代に開発独裁といわれたマレーシアはどう変わったか。政治面では野党が台頭し経済面では安定成長が続く。では民主化は進んだのか。中所得国の罠を脱したのか。新時代の政治と経済を統合的に考察する。
【主な目次】
第1部 政治篇
序章 ポスト・マハティール時代の解読にむけて
第1章 ポスト・マハティール期の政治―改革、挫折、反動―
第2章 幻の二大政党制―変わる政党システム、変わらないUMNOのヘゲモニー―
第3章 覇権政党の急激な後退と対抗―区割りの誤算と新旧対立の相克―
第4章 政治の自由化とリーダーの生存―2015年扇動法修正法案を中心とした法制度改革の分析―
第5章 活性化した社会運動と市民社会の変貌―ブルシ運動による街頭デモの日常化―
第2部 経済篇
第6章 ポスト・マハティール期の経済概観―高所得国入り目前も構造改革に遅れ―
第7章 政府関連企業(GLC)改革とブミプトラ政策―コーポレートガバナンスの視点から―