カテゴリ一覧
建築物荷重指針・同解説(2015)
商品番号：9784818906266
建築物荷重指針・同解説(2015)
発行：日本建築学会
Recommendations for Loads on Buildings(2015)
1975年制定 2015年改定(第4次)
○荷重指針は、静的構造解析に供することを前提とされ、風荷重、地震荷重は投下静的荷重として評価された。
○許容応力度設計法に代表される決定論的設計体系と限界状態設計法に代表される確率論的設計体系の二つの設計体系を対象とされ、設計荷重の設定方法についての考え方が示された。
○不明確な数値の割増しや低減を避け、設計用荷重やそれを構成する因子の「平均的な値の特性」が提示され、あわせて「ばらつき」についての情報が整備された。
○単位系は重力体系とし、国際単位系(SI)への変換のための情報が用意されている。
2015年改訂版では、現在の構造設計に合わせた改定、津波荷重(10章)と衝撃荷重(11章)という新しい荷重への対応、東日本大震災の被害からの教訓なども組み入れられた改定が行われたのが、今回の特徴である。
主な改定項目・・・
○建物性能にロバスト性を追加
○偶発荷重の考え方の導入
○津波荷重の章新設
○衝撃荷重の章新設
などがあり、各省には過去10余年に得られた新しい知見、新しい情報などが反映されている。
