監獄(刑務所)運営120年の歴史
商品番号:9784873870076
監獄(刑務所)運営120年の歴史
明治・大正・昭和の行刑
戦後日本行刑実務に長く携わ誨り指導的立場にあった筆者による500点に及ぶ写真・絵図をふんだんに使用しながら解説する明治・大正・昭和の行刑史書です。
【主要目次】
日本行刑近代化の歩み
目次
序説
前史(明治以前)
第1期 近代的自由刑の成立と監獄制度出発の時期
第2期 フランス法系刑法・監獄則の制定と監獄運営混迷の時期
第3期 ドイツ監獄学導入による獄務整備の時期
第4期 条約改正後における監獄の全国的再編成の時期
第5期 監獄法体制下の統制と監獄改良の時期
第6期 「獄務」から「行刑」への転換と教育刑思想の時期
第7期 戦時体制化の行刑とその破局の時期
第8期 戦後の混乱と矯正行政成立の時期
第9期 社会変動と被収容者人権確認の時期
第10期 一般処遇の改善向上と矯正処遇の充実強化の時期
第11期 監獄法改正作業の進行に伴う行刑運営の時期
業務別日本行刑史 分節
目次
教誨制度の変遷
戒具近代化の道のり
分類制度の発達
刑務作業の展開
少年刑務所の沿革
矯正管区の成立ち
「監獄」「刑務所」「刑事施設」
関連雑稿
目次
「獄舎報告書」を書いたジョン・C・ベリー
外人教師クルト・フォン・ゼーバッハ
過剰収容と行刑運営
「収容定員」再考
日本行刑発展の系譜
追録
目次
日本行刑史関連年表
行刑施設収容状況・逃走事故の推移
行刑施設収容状況の推移グラフ
行刑施設年間逃走人数の推移グラフ
掲載画像・表の出展一覧
参考文献一覧
あとがき