ジンチョウゲ科の樹木でその枝が必ず三つ叉に分かれているため「みつまた」の名が付きました。 春になると三つに分かれた枝の先に黄色い花を咲かせます。「みつまた」は ヒマラヤ連峰の高原が原産地。 日本では古来より楮( こうぞ)、がんぴとともに和紙の原料として用いられてきました。「みつまた」の繊維は長くて強靱で、和紙の特徴である薄くて強い性質を持っています。その性質を活かし「みつまた」は日本の紙幣の原料としても使われています。
かんぽうWeb+Shop からお届けする「みつまた和紙」はすべてネパール産、現地のみなさんによる手すき和紙でつくられています。製品の製作も手づくり、だから製品の色や形はちょっとバラツキがありますが、そのやさしい風合いを活かしたオンリーワンの製品をお楽しみください。
かんぽうWeb+Shop を運営する株式会社かんぽうは、社会貢献活動の一環として ネパールでみつまた栽培の支援を続けています。 ネパールの高原ではもともと「みつまた」が自生していました。それを効率よく栽培、生産から和紙の原料への加工を指導し、ネパール山間の多くの村々の発展に協力しています。 また2016 年より株式会社かんぽうはJICA から採択を受けネパールでの活動を行っています。みなさまにご購入いただいたみつまた製品により「ネパールに笑顔がひろげたい」それがかんぽうの願いです。