官報創刊
官報第1号創刊(7月2日)。国が発行する唯一の法令公布の機関紙として重要な使命を果たす。「官報」の題字は、時の太政大臣三条実美の筆とされている。
大日本帝国憲法公布
アジア初の近代憲法が公布される。1947年の日本国憲法施行まで一度も改正されることはなかった。写真は、大日本帝国憲法を公布する官報号外。
大正時代
明治天皇崩御、大正に改元。民主主義的な思想や運動が盛り上がり、「大正デモクラシー」と呼ばれる風潮が起こる。庶民の政治参加が進展し、社会のあり方が大きく変化した時代となった。
全国の県庁所在地に官報販売所を設置するという現行の官報販売制度が発足し、植田為造が、大阪市西区北堀江に大阪官報販売所を開業。
昭和時代
大正天皇崩御、昭和に改元。日本の歴代元号の中で最も長く続いた元号。しかしその始まりは昭和金融恐慌による情勢不安、国際的孤立、その後大戦への突入とけっして良いものではなかった。
第二次世界大戦
アジア・太平洋の広大な地域が戦場となった。1945年広島・長崎に原爆が投下され、日本はポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦は終結した。
日本国憲法施行
5月3日に施行され、祝日「憲法記念日」となる。日本国憲法では基本的人権の尊重や国民主権とともに平和主義が唱えられた。写真は、日本国憲法を公布する官報号外。
大阪官書普及株式会社設立
4月2日大阪市西区江戸堀に大阪官書普及株式会社(現:株式会社かんぽう)を設立。 戦後復興の中、大阪官報販売所を法人化。
全国官報販売協同組合設立
昭和22年(1947年)に結成された全国官報販売所連合会が、中小企業等協同組合法に基づく 事業協同組合として、全国官報販売協同組合(全官報)を創立。
東京オリンピック開催
アジア地域で初めて開催されたオリンピック競技大会であり、日本が戦後復興を急速に遂げ、再び先進国として復活した証明の一つとなった。
アポロ月面着陸成功
人類史上初、宇宙船アポロ11号が月面着陸に成功。「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である」このニール・アームストロング船長の言葉が有名である。
大阪万博開催
大阪府吹田市の千里丘陵で開催された国際博覧会。「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、77カ国の参加のもと来場者は6400万人を超える。
市村憲三代表取締役叙勲
1970年に第三代目代表取締役市村憲三が、官報・政府刊行物の販売・普及への功績に対し黄綬褒章を受章。 また1979年に同じく代表取締役市村憲三が、勲五等双光旭日章を受章。
官報発行100 年
国が発行する唯一の法令公布の機関紙である官報は1883年創刊から100年を迎える。
新社屋落成
大阪市西区江戸堀に肥後橋官報ビルを落成。 長年の懸案であった古くなった旧社屋を新築、1年をかけ完成した。
平成時代
ベルリンの壁崩壊
昭和天皇崩御、平成に改元。ベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終結。平成の始まりの日本はバブル経済の真っ只中であったが、世界では東西ドイツの統一、湾岸戦争の勃発、ソ連崩壊など情勢が大きく変化した。
みつまたの事業を開始
和紙や紙幣の原料であるみつまた(ジンジョウゲ科ミツマタ属)の開発を、原産地であるネパールで開始。
「株式会社かんぽう」
株式会社かんぽうに社名変更。
大阪府唯一の官報販売所
大阪府第二官報販売所廃業のため、大阪府第一官報販売所であった当社が大阪府で唯一の官報販売所となる。
阪神・淡路大震災
1月17日早朝に兵庫県南部地震による大災害が起こる。阪神間並びに淡路島各地で、多大な被害が発生した。
書籍オンライン販売
スタート
インターネットの普及に伴い、かんぽうホームページにおいて書籍販売を開始。
米国で同時多発テロ
現地時間で9月11日の朝、ニューヨーク世界貿易センタービルとワシントン国防総省ビルに、過激派によりハイジャックされた旅客機が相次いで激突し大きな被害をもたらした。
住吉大社のおみくじ
ネパールでのみつまた事業で生産される「手漉きみつまた和紙」で作られたおみくじを住吉大社に初めて納入。 独特の風合いのあるみつまた和紙は人気を呼んでいる。
公告掲載オンライン申込みスタート
ホームページにおいて、官報公告掲載受付を開始。オンライン申込みページで誰でも簡単スマートに申込みができるようになる。
官報公告取次所設立
お客様の利便性を考え法務局のすぐそばである大阪市中央区谷町に、大阪法務局前官報公告取次所を設立。
東日本大震災
東北地方太平洋沖地震による災害と、これに伴う福島第一原子力発電所事故による災害。巨大な津波が発生し、東日本の太平洋沿岸部に大きな被害をもたらした。
現在の社長就任
第六代目代表取締役に松原正が就任(現社長)。
かんぽうチャンネル開設
インターネット環境の進展に伴い業界に先駆けて、YouTubeで「かんぽうチャンネル」を開設し、官報や決算公告についての動画配信を開始。
田中久雄代表取締役叙勲
第四代目代表取締役田中久雄が、官報・政府刊行物の販売・普及への功績に対し旭日双光章を受章。
みつまた活動拡充
ネパールでの「みつまたの栽培・加工技術の普及モデル実証事業」が、中小企業海外展開支援事業としてJICA(独立行政法人国際協力機構)に採択される。
令和時代
今上天皇の譲位、令和に改元。名称は日本最古の和歌集である万葉集から引用。この年の終わり、新型コロナウィルスが中国武漢市を中心に発生し、世界に感染拡大する。
JICA-SDGsパートナーに
認定
当社がJICA-SDGsパートナーに認定される。 JICA-SDGsパートナー制度とは、JICAが本年7月に創設し、JICAとともに日本政府が決定したSDGsの達成に取り組んでいる企業をパートナーとして認定する制度です。
かんぽう100周年
創業100年
株式会社 かんぽう
政府刊行物サービス・ステーション 大阪府官報販売所
〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目2番14号